- トップ
- 【現場ストーリー】名正運輸×流山物流センター
【現場ストーリー】流山物流センター カイゼンプロジェクト― 諦めない心が、現場を変えた ―
2025.08.29
新人二人の挑戦が、現場の意識を変え、成果を生み出した。
これは失敗も葛藤もあった、リアルな成長の記録である。
思わぬ好機―だが、それは甘くない“挑戦状”だった。
― 予想外の任務、それでも逃げなかった ―
2022年、私たちは名正運輸に入社し、夢と情熱を胸に新しい世界へ足を踏み入れました。
だが現実は甘くない。まだ現場研修中だった私たちに、ある日突然、大型プロジェクトへの参画が言い渡されたのです。
そのプロジェクトとは、物流現場の品質と安全性の見直し、そして在庫差異の削減を目的とした、前例のない改革プロジェクト。
現場経験も知識もない私たちにとって、それは“無謀”に思える挑戦でした。
「なぜ自分たちが?」
戸惑いと不安に押しつぶされそうになりながらも、私たちは一つの覚悟を決めました。
「任されたからには、必ずやり遂げる」――。
その瞬間から、私たちの挑戦の物語が始まりました。
ぶつかり合いの先に、変化の光が見えた。
― 仲間と向き合い、現場の声を力に変える ―
プロジェクトは決して順風満帆ではありませんでした。
長年変化のなかった現場に、突如として導入された新たな改善策。そこには当然、現場からの戸惑いや反発が待っていました。
マニュアルの変更、作業工程の見直し、目に見えるプレッシャー。
「これは本当に必要なのか?」「今のままでも問題ないだろう。」――
私たちは何度もそのような言葉に直面しました。
それでも逃げなかった。
私たちは現場に足を運び、現場の声に耳を傾け、対話を重ねました。
「一緒にこの現場を良くしたい」――そう思ったからこそ、ぶつかりながらも歩み寄り続けたのです。
私たちは学びました。
本当の改善は、“押し付ける”のではなく、“共に築く”ものだと。
積み上げた小さな勝利が、現場を動かし、未来を切り拓いた。
― 成果の先に見えたのは、自分たちの成長だった ―
改善の効果は、少しずつ現れはじめました。
ミスは減り、現場の安全性は向上し、顧客からの信頼も厚くなっていったのです。
かつては批判を浴びていた施策が、今では「必要な変化だった」と現場に受け入れられるようになりました。
プロジェクトによって変わったのは、数字や評価だけではありません。
それ以上に、私たち自身の考え方、向き合い方、そしてチームとの絆が大きく変わったのです。
あのとき逃げずに踏み出した一歩が、今の自分たちを創った。
今では自信を持ってそう言えます。
会社概要
![]() |
|


