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居眠り運転をしてしまう原因と対策~名正運輸ドライバーへのアンケート結果とともに紹介~

2025.09.26

寝ないようにしようと思っていても、長時間・長距離の運転では眠くなってしまいがちです。特に高速道路のような景色が変わらない場所での運転はいっそう眠気を強く感じる事もあると思います。
運転中ウトウトしても、「ここで休んだら到着が遅くなる」「予定していた時間に間に合わなくなる」といって休憩せずに運転を続けてしまっていませんか?
居眠り運転は重大事故を引き起こす可能性が非常に高く、大変危険です。

本記事では、運転中に眠くなってしまう原因と居眠り運転の対策について解説します。


目次

1.運転中に眠くなる原因
2.居眠り運転への対策
3.名正運輸のドライバーに聞いた「居眠り運転防止策」
4.まとめ





運転中に眠くなる原因

運転中に眠くなる原因について、以下のことがあげられます。

1.睡眠不足
これは単に睡眠時間が短いのを指すわけではなく、睡眠の質が悪い時にも睡眠不足になります。
睡眠の質は、寝る前にアルコールやカフェインの摂取をしたり、スマートフォンなどのブルーライトを見るといったことで悪化します。
睡眠の質が悪いと、寝ても寝足りないと感じたり、夜中に目が覚める中途覚醒が増えたりします。

2.長時間の運転
何時間も連続して運転していると、肉体的・精神的疲労が蓄積し眠気が生じます。また、高速道路や渋滞で単調な景色が続くと、視覚的に刺激が少なく眠気を感じやすくなります。

3.薬の服用
かぜ薬や花粉症の薬、下痢止めなど多くの薬に眠気を引き起こす成分が含まれています。薬によっては運転前の服用を禁止されているものもあるので、事前に薬剤師などに確認しておきましょう。

4.生活習慣の乱れ
1.睡眠不足にもつながりますが、生活習慣が乱れることで睡眠リズムが崩れ、思ったように寝付けない・日中に眠くなるといった症状が起こりやすくなります。また、運動不足や食生活の乱れも、睡眠の質を悪化させる大きな要因となります。

5.睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に無呼吸を繰り返す病気の総称です。「10秒以上続く無呼吸・低呼吸が1時間に平均5回以上認められ、更に一部は心拍数や血圧のような自律神経の活動性が低く、規則正しい睡眠中にも認められる場合」と定義されます。無呼吸のたびに本人はほとんど気づかない目覚め(身体は眠っていても脳は目覚めている状態)が起こり、質の良い睡眠を得ることができず、日中の眠気を引き起こします。本来、体は呼吸によって酸素を取り込み、二酸化炭素を出していますが、無呼吸の間はこの正常なガス交換が障害されます。そのため、血液中の酸素が不足し、体内に不要な二酸化炭素がたまる状態が繰り返し生じ、さまざまな臓器に悪影響を及ぼします。


眠気は自覚しづらく、気づいた時にはすでに危険な状態に陥っていることも珍しくありません。
だからこそ、眠くなってから対処するのではなく、事前の予防と早めの対策が重要です。



居眠り運転への対策

居眠り運転の対策として、以下の方法が挙げられます。

1.前日に十分な睡眠をとる
当たり前かもしれませんが、前日に十分な睡眠をとることが重要です。先程の睡眠不足の部分でも説明した通り、睡眠時間だけでなく睡眠の質についても意識する必要があります。

2.音楽・ラジオを聴く
また、知っている曲であれば、歌うなどして声を出すことで脳に刺激が届き目が覚めます。

3.飴やガムを食べる
飴やガムを食べて口を動かすのも効果的です。特にミント系のような刺激のあるものを食べることで、一時的に眠気を感じにくくなります。

4.カフェインが入った飲料を飲む
カフェインには、眠気を感じる物質の働きを抑制して、眠気を感じないようにすることが出来ます。ただし、飲んでからすぐ効果があるわけではなく摂取してから効果が出るまでに約30分ほどかかると言われています。なので、普段眠気を感じる時間の30分前に飲むように心がけましょう。

5.休憩・仮眠をとる
これら上記の眠気対策は、一時的な眠気を抑えることしか出来ません。根本的な解決をするためには、近くのコンビニやサービスエリアに入り休憩・仮眠を取りましょう。
眠れなくても目を閉じて楽な姿勢を取るだけでも効果があります。

これら5つの対策は、居眠り運転を防ぐために比較的手軽に取り入れられる方法です。では、実際に現場のドライバーは、どのような対策を行っているのでしょうか?
次の章では、アンケート結果をご紹介します。




名正運輸のドライバーに聞いた「居眠り運転防止策」



ドライバー 写真

名正運輸の本社営業所に配属されているドライバー28名を対象に、居眠り運転を防ぐために実際に行っている対策についてアンケートを実施しました(複数回答)。
結果は下記の棒グラフの通りで、「休憩・仮眠をとる」が最も多く17名、次いで「飴やガムを食べる」(15名)、「音楽・ラジオを聴く」(13名)となりました。

アンケート結果 グラフ

その他自由記述では、

・歌を歌う
・パンやお菓子を食べる
・強炭酸のジュースを飲む
・窓を開ける
・顔をたたく


などが挙げられました。

仮眠や休憩をしたくても、次のSA・コンビニまでは運転しないといけない中で、「飴やガムを食べる」「歌を歌う」「強炭酸のジュースを飲む」「窓を開ける」「顔をたたく」など、刺激を感じることで眠気を対策しているドライバーが多いようです。



まとめ

居眠り運転による事故は、ウトウトした直後に発生していることがほとんどです。事故が起きてしまってからでは遅いので、ウトウトしてきたと感じたら、今回紹介した眠気対策を実践してみてください。






本社 写真


会社名:名正運輸株式会社

所在地:愛知県海部郡飛島村大宝7-60

代表者:加藤新一

設立:1969年6月10日



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