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【現場ストーリー】名正運輸×一宮物流センター ― 温度帯物流の最前線で挑んだ新たな一歩

2025.05.29

私たちの生活に欠かせない食品や日用品。そんな当たり前を支えているのが『物流』の現場です。

今回は、名正運輸株式会社の一宮物流センターの立ち上げに携わった私の体験を通じて、物流のやりがいや社会的価値、そして『温度帯物流』という新たな挑戦のリアルをお届けします。

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新しい挑戦の全貌

私にとって初めての大きなプロジェクト

■初めての『チルド』体験 ー 1℃の重み


私が一宮センターで最初に直面した壁。それが『チルド商品』の取り扱いでした。



チルドとは、0〜10℃の冷蔵帯で管理される食品で、わずかな温度変化が品質に直結します。常温とは違い、庫内環境や動線の設計、作業スピードすべてが『鮮度命』。例えば、冷気の流れに沿ったレイアウトでなければ、冷却効率が落ちて商品に影響を与えてしまいます。



最初は失敗の連続でした。でも、そこで学んだのは『物流は科学であり、感覚でもある』ということ。感温センサーやデジタル温度管理だけでなく、作業員の“肌感覚”も重要な要素だと痛感しました。



■「人」が物流の質を決める


設備は最新でも、動かすのは『人』。このプロジェクトを通じて私が最も学んだのは、チームワークの大切さです。



立ち上げ時期は、準備と実務の同時進行。急な納品変更、システム調整、スタッフ不足…。それでも、チーム全員が目標に向かって一致団結し、乗り越えるたびに絆が深まりました。



名正運輸が掲げる『安全・安心・確実な物流』という理念の裏には、現場の一人ひとりの努力がある。まさにそれを体現した日々でした。



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社会への貢献の深い意味

未知の分野への挑戦は、確かに不安や困難を伴います

■私たちが運ぶのは、単なる『モノ』ではない


私たちが扱う商品は、スーパーのおにぎりや惣菜、日配品など。消費者が当たり前のように手にするその商品が、どうやって届くのか。その背景に私たち物流現場の存在があると実感したとき、『この仕事には確かな価値がある』と胸を張れるようになりました。



一宮センターの稼働によって、地域の配送網はより効率化され、ドライバーの拘束時間の短縮やフードロスの削減にも貢献できています。



■一宮から未来へ ー さらに進化する物流へ


私たちは今後も、一宮センターで得た知見をベースに、さらなる高品質な物流体制を目指します。



・IoTによる温度監視の自動化



・多様な雇用形態による働きやすい職場づくり



・地域の中小企業との共同配送ネットワーク



私たちはすでに、これをベースにした次なる展開へと動き始めています。
『ロジスティクスの再構築』を中部から全国へ。
名正運輸のスローガンでもある『現場力と技術力の融合』を目指し、現場主導での改善・提案も積極的に推進しています。



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これからの展望を広げて

私たち自身の成長のための新たな挑戦の道です

■最後に


物流という仕事は、ただ『物を運ぶ』だけではありません。人の暮らしをつなぎ、経済を動かし、未来を支える仕事です。



一宮物流センターでのこの挑戦が、私にとって『自分自身の限界を超える旅』であったように、これからも仲間たちとともに、成長し続ける物流をつくっていきたいと思います。




名正運輸株式会社 一宮物流センター
〒491-0817 愛知県一宮市千秋町天摩字金島1


公式情報:拠点一覧|一宮営業所
より詳しく:名正運輸保管サービス|一宮営業所

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