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【第3回】採用から就労開始までの流れ~特定技能外国人ドライバー受け入れの全ステップ~
2026.02.27
特定技能外国人ドライバーの活用を検討する企業が増える一方で、
「何から始めればいいのか分からない」
「手続きが複雑そうで不安」
「どれくらい時間がかかるのか知りたい」
といった声も多く聞かれます。
本記事では、採用検討から就労開始までの具体的な流れを、分かりやすく整理します。
STEP1:受け入れ体制の整備
まず取り組むべきは社内準備です。
・教育担当者の選任
・生活支援体制の確認
・日本人社員への事前説明
外国人材の受け入れは、単なる採用活動ではありません。
職場全体の理解と協力体制があってこそ、定着につながります。
STEP2:募集・選考
人材紹介会社や送り出し機関と連携し、候補者を選定します。
確認すべきポイントは、
・安全意識
・長期就労の意思
・人柄や協調性
条件が合うかだけでなく、一緒に働く仲間として信頼できるかが重要です。
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STEP3:試験・要件の確認
特定技能「自動車運送業」での就労には、
■分野別技能試験の合格
■一定水準以上の日本語能力
が必要です。
このプロセスには時間を要する場合もあるため、計画的なスケジュール管理が成功の鍵となります。
STEP4:在留資格申請
雇用契約の締結後、在留資格「特定技能」の申請を行います。
・必要書類の整備
・出入国在留管理庁への申請
専門家と連携することで、スムーズに進めることができます。

STEP5:入国準備
許可後は入国準備へ。
・家具・家電の手配
・生活オリエンテーション
・研修計画の策定
入国準備での対応の丁寧さが、当人にとっては安心感に直結します。
STEP6:研修・乗務開始
入社後は、
・社内ルール説明
・同乗研修
・段階的な単独乗務
を行います。
特に重要なのは、分からないと言える環境づくりです。
安全第一の業界だからこそ、コミュニケーション体制の整備は欠かせません。
成功の分かれ目は「制度」ではなく「姿勢」
ここまでご紹介した通り、受け入れの流れ自体は決して複雑ではありません。
しかし、準備不足・現場任せ・フォロー不足があると、定着は難しくなります。
一方で、丁寧な教育と継続的な対話があれば、外国人ドライバーは企業にとって大きな戦力となります。
特定技能外国人ドライバーは「未来への選択肢」
第1回では制度の概要を、
第2回ではインドネシア人材の特徴を、
そして本記事では受け入れの具体的な流れをご紹介しました。
特定技能外国人ドライバーの活用は、単なる人手不足対策ではありません。
今後の物流業界の未来をどう支えていくかという選択でもあります。

“外国人”という枠組みではなく、共に安全を守る“仲間”として迎えること。
その姿勢が、これからの物流企業に求められる力ではないでしょうか。
人材不足が続く時代において、選択肢を広げることは企業の強さにつながります。
特定技能外国人ドライバーという制度を正しく理解し、適切な体制で受け入れることができれば、それは確かな戦力となり組織の成長にもつながります。
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